日本陸軍「試製120t超重戦車」
完成想像図
戦車砲には57mmが主流だった当時にいっきに105mmにする発想には驚嘆する。
しかし、エンジン生産等の技術的な問題点が多くあり時期尚早であった。
しかも、120tを越える重量では、橋梁の多い日本国内での運用には甚だ困難をきたすため実用不可能な戦車である。
日本陸軍 試製 120t超重戦車
製造所  三菱重工(下丸子工場) 製造数   1両
乗員数  11名 エンジン  川崎BMW水冷V形12気筒1100馬力×2
武  装  92式105mm加農砲×1、1式47mm戦車砲及び97式7.7mm車載機関銃×3
使用部隊  試作及び試験運行のみ実施
備  考 ※ 試製100t及び120t超重戦車は車体(砲塔・武装なし)の走行試験のみ実施
 されたようである。武装等完全装備だとこんな姿となるのだろう。
(想像図)
戻る